「COBOL人材」はもう不要?日立が語るAI時代の意外な役割

どういうこと?
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  • 生成AIがレガシーコードを解析するため、COBOLの高度な記述スキル自体の希少性は下がる
  • システム刷新のボトルネックは、コード解析から「業務要件の正当性の判断」にシフトしている
  • ITスキルよりも、現場の業務ルールを言語化し、AIの出力を検証できる能力が重視される

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日本のDXを阻むレガシーシステム問題に、生成AIという救世主が現れました。日立製作所が指摘するのは「COBOL技術者の不足」ではなく、AIが解析した結果を判断できる「業務の理解者」の欠如です。古い言語の知識がなくても、ビジネスの本質を知る人がシステム刷新を主導する時代へ。AI時代の新たなキャリアの可能性を探ります。

日本の経済損失が年間最大12兆円にものぼると言われる「2025年の崖」。その主犯格は、数十年前に開発されたまま動き続けるCOBOLなどのレガシーシステムです。これまで、この古いシステムを新しくするには、絶滅危惧種とも言える「COBOL職人」の知恵が不可欠だと信じられてきました。しかし、日立製作所が提示した最新の知見は、その常識を根底から覆すものでした。

日立の取り組みによれば、現在の生成AIは膨大な古いプログラムコードを読み解き、その設計書を自動で生成するレベルにまで達しています。つまり、人間が苦労して一歩ずつコードを解読する時代は終わりを告げようとしているのです。今、システム刷新の現場で本当に不足しているのは、古い言語を読み書きできる技術者ではなく、AIが出した答えが「現在の業務として正しいか」を判断できる人材です。

この変化は、エンジニアだけでなく一般の事務職や管理職の仕事にも大きな影響を与えます。古いシステムの中身は、いわば過去の業務ルールの塊です。AIがそのルールを掘り起こしたとき、それが今の会社にとって必要なのか、あるいは単なる慣習なのかを仕分けなければなりません。現場の業務プロセスを熟知している人こそが、AIを使いこなしてシステムを刷新する主役に躍り出る可能性が出てきました。

AfterAI編集部では、これを専門性の民主化と捉えています。これまでは特定のプログラミング言語を知っていることが絶対的な武器でしたが、これからはビジネスの目的を定義できる力が最大の武器になります。AIが翻訳機として機能する以上、私たちは翻訳機を動かすための正しい原文、つまりビジネス要件を整理することに集中すべきです。古い技術に固執して延命を図るキャリアよりも、AIという強力な相棒を使って新しい価値を作る側へ回るほうが、はるかに生存確率は高まるでしょう。

ここで一つ、よくある誤解を解消しておきましょう。AIがコードを解析できるなら、人間は何もしなくていいのかというと、決してそうではありません。AIは過去のコードがこうなっているとは教えてくれますが、これからのビジネスにどうあるべきかという正解は持っていないからです。AIに丸投げするのではなく、AIが出してきた過去の遺産を、未来のために取捨選択する意思決定こそが、人間に残された、かつ最も重要な役割となります。

今日からできる最初の一歩は、自分の担当している業務が「なぜその手順で行われているのか」を言語化してみることです。システム化されているルールの中には、今の時代には不要なプロセスが必ず紛れ込んでいます。AIに指示を出す際、この背景知識があるかないかで、得られるアウトカムの質は劇的に変わります。

次に、生成AIを使って身近な文書の要約や構造化を試してみる習慣をつけましょう。レガシーコードの解析も、基本的には複雑な情報を整理するプロセスと同じです。AIがどのような癖で情報をまとめ、どこで間違いやすいのかを肌感覚で理解しておくことが、将来的に大規模なシステム刷新に関わる際の強力な武器になります。

最後に、自社の過去の資料やマニュアルを整理し、デジタルデータとして扱える状態にしておくことも重要です。AIが活躍するためには、参照の元となるデータが必要です。断片化された知識を整理し、AIが読み取りやすい形に整えておくだけで、あなたはAI時代のシステム刷新プロジェクトにおいて欠かせない橋渡し役としての地位を築けるはずです。

出典 GENIACで見えた生成AI導入の共通課題と成功事例導出に向けたヒント - meti.go.jp https://news.google.com/rss/articles/CBMilwFBVV95cUxPM0VUbUs5TklscVhkTC15cmIwT3ZxTzRab2ZUaWVaUldlR0toalZZUnRYUUMtek5IbzNrR2NXeHhnRC03UEtEejFKbkxKVm0xeC1rUWtObjhVZmRPLVFjLU51TUNFSWkzZXFlOWtrRlhzQzE2dTdmVnN3MUNHSnRmOTNNNTl5VmFiS2cxWklXYldiazNJVHJr?oc=5 「足りないのはCOBOL人材じゃない」 日立が語る、AI時代のシステム刷新における“人”の役割 - ITmedia https://news.google.com/rss/articles/CBMidEFVX3lxTE00MV91UkNSekRBTnBiZ0pLeHZEVWRrZ2xoWFk2R1dVUmR1c2YzWC11MGpYY3VybzUwdmxsVVc1VHBDbjdsbjdjTTB1a3BEeGg1Z3hQREhwMHJDeHhCX1QwU2thT0MyR3BuZFItR1FqbzBTUDdz?oc=5

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